2018年2月。


中旬。


 家族LINE(私未加入相変わらず)にて、南の島の弟一家がサーカスに行ったとのことです。甥っ子どもと姪っ子は初のサーカスということで楽しんできたようでなにより。サーカスは一種のお祭り空間といいますか、特殊な場のようなものですし、あーゆーのも体験しておくといいよねーと思います。


 その姪っ子の誕生日が3月上旬に来るのですが、何をプレゼントするか迷い中。去年は熊とかのポーチにお菓子が入ってるやつ。今年はどうするかなあ。チュッパチャプスに何かつけるかまた。


 先日本屋に行きましたところ、せがわまさきの新刊が出ていたのでさくっと購入。いつもの「魔界転生」コミックですよ。今回は、

 

 うわ、森宗意軒!? つか妖怪みたいですな。妖怪みたいなもんですか。背景には転生衆が勢揃いですわ。時計回りに田宮坊太郎、宝蔵院胤舜、荒木又右衛門、天草四郎、柳生如雲斎、宮本武蔵、柳生但馬守。んで、当然のように、

  

 しおりも森さんでしたよ。えーと、過去の話を振り返る後ろの広告ページを見ますと、次が完結のようなので、最後はいよいよ宮本武蔵であろうかと。今回は荒木又右衛門編でしたが、どう見ても、森宗意軒と知恵伊豆の妖怪2人が迫力でしたのう。次は8月とのことで、完結が楽しみでございます。


 さて、ところで、いきなりな話ですが、

 

 買っちまいました。まあ、ソフトのキャンペーンとかあってたんで、それで何本かDLソフトを追加し、外堀から埋めてく形で、2月12日に購入。Vitaのスティックは壊れやすいとも聞いているので、メーカー保証1年に加えて、店舗での延長保証も申し込んでおく。延長保証の兼ね合いから、ネットで購入しませんでした。これが、12日の出来事。あ、結構な時間をかけて、購入したDLソフトをPS3に落としておく。こっからつなげてVitaに移す予定。


 2月13日。ネットで購入した備品類がまだ届かぬ。手元にあるのは、本体と保護フィルターのみ。ソフトも移してないので、さて、どうするか。何よりメモリーカードもないし(←注文中)。あー、現状ソフトは、
 
 
 ↑ベニ松の小説に添付してるこれだけですか。しょーがないので、3DSで「メタルマックス3」を遊んで寝る。


 2月14日。備品類が届く。

    

 とりあえず準備はOKです。ソフトも2本ほど届きました。うちひとつは、

 

 「ペルソナ4ザ・ゴールデン」です。オリジナルのはPS2でずいぶん昔にプレイしました。いい感じに忘れてますよ。えーと、田舎町で不可解な連続殺人事件が起こるのを、テレビの中に入り込んだ主人公たちが解決するというもの。ええ、間違ってませんね。他に覚えてるのは、主人公が番長。犯人はヤ〇(ん?)。


 ともあれ、やらねばならないのは、まずは本体を箱から引き出して、保護フィルターを装着。それから、メモリーカードを装着。これは64ギガを用意しました。PSPでもこのくらいはないと足りなかったしねえ。最後にシリコンカバーをつけて完成。……あれ?


 

 これがカバー装着状態なんですが、

  

 ……やっちまいました。私の好みからしますと、

  

 3DSもDSもあと写真ないですが、PSPもすべて同じタイプのシリコンカバーを使っています。つまり、ボタンまですべて覆い隠すタイプなんすわ。今回もそのつもりで購入したんですが、ちゃんと穴がふさがってるかどうかまでは見てなかった。ぎゃー。慌てて、翌日ネットでそれっぽいものを探して購入。


 一方。PS3にVitaをつないでソフトを落とそうとしたのですが、接続に失敗しまくる。つーか、コピーをしようとすると失敗する。うむ? なので一度Wi-FiからVitaをPSストアで認証させる。で、つなぎなおすと無事接続できました。どうも、PS3内にあるソフトをコピーしようとすると、一度そのVitaが認証されてるかチェックが入り、結果まだ機器認証登録をしてなかったので弾かれてた模様。


 ちなみにソフトをすべてVitaに落とすのにほぼ一晩かかりました。3ギガのゲーム1本落とすのに1時間くらいはかかりやがりました。最初にさっとPS3から落とす時間を計算して、これ無線で直接ストアからダウンロードした方が多少早いかもしれんと判断してそうした結果、一晩。スタンバイモードでもDLし続けるのを確認したので、Vitaをスタンバイ移行して寝ましたよ


 ダウンロードしてるときにあらためて思ったのです。PSストアのダウンロード、使いにくいわ〜。ついでにいうと、どうしたことかPS3でストアにアクセスして、モノ買うと、その時点でいちいち再起動しやがります。何のトラップですかこれ。この再起動と、別に私が語ろうとする不満のコンボがひどい。


 不満は何かといいますと、ダウンロードリストの使いにくさです。まず、検索機能がありません。権利を得た順に並んでるだけ。ソート機能なし。えーと、Vitaにスクリーンショットの機能がありましたので、一応載せてみます。


 


 こういうのがずらーりと並んでるのです。体験版やDLアイテムやクエストの類いも関係なく並んでますので、私のリスト項目数は900くらいあります。まあ、調べにくいわな。加えて、「ダウンロード」の選択をすると、問答無用で一番新しい、一番上のとこに戻りやがります。ひとつ選ぶたびに、ええ、一番上ですよ。900あるリストの。で、実はダウンロードが複数選択できるケースってのもありまして、ひとつが購入した直後。まとめて購入した場合、どれをダウンロードするか選べます。しかしながら、前述の購入後の再起動のため、これすらできません(選択できないままホーム画面に戻る)。ちなみに、


 

 PS3とVita間のやりとりは、複数選択が可能だったり(30個くらいはまとめて選べる模様)。ただ、Vitaのストアはストアでちょっと使い勝手悪いところがあります。見やすいというのはいいんですがねえ。カート機能がありません。すでに購入済の商品は「ダウンロード」で、未購入のものは「今すぐ購入」です。いやちょっと、ワンクッション置いてほしいわ。まとめてダウンロードがやれないPS3と異なり、こっちはまとめて購入ができないVitaですよ。あ、書いてて思ったが、Vitaもダウンロードはストアからだとまとめてはできませんな。ううむ、もうちょっとユーザーフレンドリーにならんもんですかねえ。


 で、そんなダウンロード日から何日かしまして、注文してたシリコンカバー到着(他のソフトも続続到着)。何だかやたらちゃちい袋に入ったそれは、



 ……穴が開いておる。い、いやちょっと待たれよ。

 

 ↑これ見たら、ボタンもカバーしてると思うっしょ!? ちなみにコメント欄には同じようなことが書いてありましたよ。結果、

 

 3度目のトライ。今度はコメントでボタンもカバーしてることを確認済みですよ。これでちょっとは落ち着きますかねー。


 

 てことで新しいのが届いたので装着してみた。ふむー、ボタンは埋まりましたが、なんかこう、手触りが違う感じー。とりあえずちょっと使ってみましたら、手触りはともかく、ボタンを押した感触は格段に好み。というのも、PSPでもわりとそうだったのですが、剥き出しのボタンって、妙にふにゃふにゃした感じなのですよ。押してる気がしない。カバーをかけることによって、硬さが加わり、ボタンを押してる度がUPしましたよ。うむうむ。


 んで、とりあえずハードの話は置いといて、ソフトの話。ここしばらく3DSで「メタルマックス3」を遊んでおりました。今回は、

   

 +8時間、+8レベルといったところでしょうか。あんましプレイしてませんなあ。んじゃ何やってたかってえと、

 

 これ、「デモンゲイズ」です。

 

 およそ14時間というところ。ん、15日くらいからVitaで遊び始めたので、5日間くらいですかね。まずまず。このゲーム、エクスペリエンス製作でございます。ええ、過去にいくつか紹介してますが、例のベニ松の小説に添付してるゲームは、

 

 下の方、左側に書いてありますな。また、サモナイ騒動で出てきた2012年10月上旬のときに遊んでた「円卓の生徒」もエクスペリエンスですな。元々「ウィザードリィエクス」作ったとこですし。ええ、面白いウィズライクゲームのメーカーでありますよ。ただし、「円卓の生徒」がそうであったように、ちょっと変わったところがありますよ。


 まず、このゲームでは、ボスキャラであるデモンの魂を捕縛していくことになります。デモンは敵として次々に登場してきます。倒す方法としましては、

 ダンジョンに各デモンの名を冠したサークルが複数存在している→サークルを次々に制圧していく→途中でデモン(人間形態)出現するのでボコる→サークルをすべて制圧→追い詰められたデモンが本性を出して出現→倒して魂を捕縛。


 という流れ。捕縛したデモンは使役することができます。主人公はデモンゲイザーと呼ばれる魔眼持ちで、デモンの魂を捕縛することができるのであります。使役できるデモンは最大3体、主人公のレベルアップでその数が次第に増えていきます。連れて行くデモンによってパッシブな能力(ダメージ床無効とかシークレットドア発見、物理攻撃力上昇など)が付加されたり、戦闘に参加させたりもできます。連れて行くデモンは拠点やサークル上にて付け替えは可能。


 連れて行くデモンは、戦闘によって経験値が入り、レベルが上がります。で、こっからが面白いとこなんですが、戦闘にデモンゲージという数値があります。

 

 これが戦闘画面。左上にある「30」がデモンゲージ。その下と右に大小の歯車型の窓が出てますが、ここに表示されてるのが連れてるデモン。大きい方は召喚した方。召喚した場合、ターンごとにデモンゲージが減っていきます。0になると、デモンが暴走。敵味方関係なしに行動を開始します。主人公はコマンド消費なしで、デモンを呼び出したり、戻したりが可能。デモンゲージが0になる前に戻してしまえばセーフです。が、主人公が行動できない状態だとデモンが暴走する可能性あり。んで、デモンゲージは、戦闘をこなしていくとちょっとずつ上昇していきます。最大値は連れてるデモン各々に設定されてるものの合算。デモンのレベルが上がると、この最大値が上昇していきます。また、デモンのレベルは「忠誠度」とも呼ばれ、上がってくると、呼び出してもいないのに勝手に戦闘に乱入、1ターン行動して引っ込んでいきます。この場合、デモンゲージの消費はありません。


 それから、サークルの使い道です。制圧したサークルは、拠点に戻った場合、再起動が可能になります。再起動とかしなくても、セーブとロード、デモンの付け替えは可能です。再起動するとその場でモンスターが出現します。再起動のためにはジェムというアイテム類が必要で、一度に最大3つのジェムの奉納が可能です。何のためにそんなことをするのか、というのがなかなか見ない点でありまして、

 

 これがジェムを捧げる画面。召喚したときに必ずドロップするアイテム系を指定できるのです。つまり刀系の武器がほしければ、刀のジェムを捧げまくればよいという。中央部のスペシャルジェムは、出現する敵が強くなる(その分アイテムがよくなる)とか、もらえるアイテムの個数が増えるとかあります。ランダムエンカウント等での戦闘においても、当然アイテムドロップがありますが、確定じゃないですからね。あと、ジェムもアイテムドロップで出てきますが、スタート時在庫99で、道具屋に売ってるものもあります。


 このジェムの中に、めったにないものもあり、ことに神器のジェム(盾のジェムの下)。当然これは神器のドロップなんですが、そもそもこのゲームの神器とはなんぞやということです。神器は、装備品の枠とは別にキャラ1人あたり6個まで装備可能で、スキルの追加になります。たとえば、回復呪文の神器なら、装備したキャラが回復呪文が使用できるようになる、ということで。このゲーム、転職がないんですよ。なので、神器でカスタマイズしていかざるをえない。で、神器のジェムは今のところ、デモン1体につき2つドロップ(最初のデモン以外)。人間形態で出たのをボコったときと、捕縛時。うん、個数に限りがありますよ。あ、神器そのものは店で驚きの価格にて売ってるケースもあり。んで、今、すごい重宝していますのは、サムライのスキルである「斬り込み 壱」とヒーラーのスキル「マナ回復T」ですか。「斬り込み 壱」は若干攻撃力が下がる代わりに敵の前衛一列に攻撃できるスキルで、主人公に持たせています。一方「マナ回復T」はレベルにより変わってくるのですが一定歩数歩くとどかんとMPが回復するというもので、ウィザードに持たせています。ええ、ウィザードに現在のところアイテム以外のMP回復手段がありませんので、その補いで。


 サムライもいるので、主人公と2人で「斬り込み」かけると攻撃回数がえらいことになってきます。さらに今サムライが「斬り込み 弐」を覚えたので、状況に応じて使い分けです。「弐」は攻撃力が下がる(「壱」は若干下がる)代わりに前衛二列に攻撃が行きます。さらに「致命」の効果が入った侍刀を振るうので敵が大変ですよ。しかもデモンゲージの回復はどうやら攻撃の回数によるものっぽく、結構な勢いでデモンゲージが上昇していきます。うむむ。この攻撃パターンに気づいてから、だいぶ戦闘が楽になりました。


 あと、MPありのゲームにしては珍しく、MPなしで使える魔法が存在します。ヒーラーの使う「ホーリーシールド」は一定量のダメージを防いでくれる(パーティー全体で共有)し、ウィザードのウィザーボルトは複数の敵にダメージを与えます。なので、ウィザードが実際に魔法を使うのは強敵に遭遇したときだけ、その消耗分も歩いてればある程度回復可能という状態。


 他、珍しいものとしまして、このゲーム、拠点になる「竜姫亭」で部屋を借りてるという設定になっておりまして、家賃が存在します。この家賃、パーティーの人数やらレベルやらによって決まってくるのですが、拠点に戻るたびに支払いです。

 

 戻るたびに、毎度徴収されますともさ。さらに、通常のウィズライクなものだと、最初にキャラメイクとかしまくることが多いのですけどね。「デモンゲイズ」では仲間はいきなり増えません。ご利用は計画的にです。どういうことかといいますと、主人公たちは「竜姫亭」で部屋を借りています。新しく仲間を増やす場合、契約料が必要で、支払うことによって部屋を増やし、仲間を増やすということになります。最初の仲間は無料でやってくれましたが、3人目からは有料。それも1000、5000、10000という上がり方をします。で、家賃も当然上がりますよ。なので、ある程度稼ぎがよくなってきてから、ちょっとずつ仲間を増やします。


 稼ぎ方なんですが、敵からもらえるお金はあんまし多くありません。何回か戦闘をすれば、まあ家賃くらいはどうにかなりますが。なので、敵のドロップアイテムを売ることになります。ジェムで出したアイテムも同様。ところが今度はこれに、装備の強化という要素が加わって来やがります。


 エーテル抽出というのがありまして、装備品をつぶすことによって強化に使えるエーテルを抽出します。ただし、ジェムと同じようにこのエーテルも系統別。刀系をつぶせば刀のエーテルが抽出できます。ためたエーテルを注ぎ込むと、例えば「侍刀」→「侍刀+1」とかに強化可能。通常は+10までの強化になりますが、ドロップ品そのものには+10を越えるものもあります。サムライが二刀流で使ってるもう1本は「脇差し+12」ですし。で、エーテル抽出してつぶした装備品は消滅するので、これ、売れませんよね。もちろん、エーテル出さずに売っ払ってもいいのですが、ここら辺が悩み所になるのでしょうか。


 ともあれ、ちまちま楽しく遊んでおります。5年くらい前のゲームで、続編も出てるわけですが。他にも結構な数のゲームを仕入れた上に、PSPでDL購入してた分もそこそこ回したのです。ええ、「ギレンの野望」とかも入れてることですし、ぶっちゃけあと10年は戦えそうです。もっとも、ほしいと思うのはわりと入手しまくってしまったので、その先はどうかということでもありますが。


 前回から続いてた修羅場は抜けて、数日ほっとした空気だったのですが、とーとつにスケジュールが切り替わった宣言をされ、「来週はこれまでよりさらに厳しくなります」となり、ぎょっとする。なんじゃそりゃあ、とみんなして呻いたのです。がさらに状況が変わり、みんなのスキルが上がってきてたのと一致団結のおかげで、その日その日のノルマが定時で終わるという状態。んがーと呻くほど忙しいはずの週は残業一切なしで終わりそうなんですがどうしたもんか。




 購入した本:
 川原礫『ソードアート・オンライン・プログレッシブ005』、SFマガジン編集部『SFが読みたい!2018年版』、西乃リョウ『魔人の少女を救うもの』、大森藤乃『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか13』、鏑木ハルカ『英雄の娘として生まれ変わった英雄は再び英雄を目指す』、山和平『デーモンロード・ニュービー2』、矢野隆『凛と咲きて』、森田季節『若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です!』、物草純平『スクリューマン&フェアリーロリポップス2』


 読了した本:
 綾辻行人『十角館の殺人』、藤井論理『ラブノート』、山和平『デーモンロード・ニュービー1』



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