2015年3月。


下旬。


 さて、ミッションが福岡の古賀市であり、それが朝1。で、別件にて新人の同僚を福岡市東区に捨てていくことに。夕方まで私は古賀やら何やらをあちこち回り、それから同僚をまた東区で拾って熊本に帰るスケジュール。その同僚を朝っぱらから車に乗せて、一路九州道。広川インターを過ぎたところで、ぽつりと同僚がいう。「えっと、久留米でいったん下りるわけにはいかないですかね」「……は?」「実は今朝から腹の具合が悪くてですね」「……それはもう少し早くいうべきでしょう。広川過ぎたよ」第一、久留米で下りたら領収書が途中までになっちまう。一度切るわけにもいかぬ。広川以前にいってもらえば、広川のSAに寄れたし、もっと前なら山川や玉名があった。今更何を……! えー、東区行くのに、あと寄れるのは基山と須恵、あるいは東区の現場直近のコンビニとか。どうも話してみますと、あんまり保ちそうにない。「基山までは我慢できますか」「頑張ります」そういうことになった。重ね重ねいうが、もう少し早くいえ。いい年なんだから


 基山でトイレ休憩(私以外)をしている間に、ちょっと車の中をいじってみる。最近使ってるのは、いつもの軽ではなく、イエローな普通車。いろいろと違うのです。例えば、

 

 ここの下には、テレビのようなものが内蔵されております。

  

 ただ、私、車でテレビ点ける習慣もないわけで、だいたい待ち時間は本読んでるとかそんな感じだしなあ。そういうのがついてるのは知ってましたが、一度蓋開けただけで放置してました。それはそれとしまして、他を漁ってると、リモコンを発見

 

 あー、これがあれのリモコンですな。……ん? 「現在地」? ……あれ? これって、もしかして、テレビじゃなくてカーナビなんじゃね? と根本的な勘違いに気づき、とりあえず、引っ張り出して「現在地」ボタンを押してみる。カーナビじゃったよ。テレビ付き。まあ、いずれにせよ、カーナビも私使わないし、関係ないことに変わりなし。とりあえずリモコンで電源を切り、収納。


 さて、同僚が戻ってきたので、車を発進。すると、時々おかしな声が聞こえる。私の耳はあんましよくないので、んー? とか思っていたのですが、どうやら幻聴でもないらしく。耳を澄ましてみれば、「この先○○メートル左、筑紫野インターを出て」とかいってる。カーナビ様再起動っ。いや、筑紫野インター関係ないし。しきりに筑紫野で下りることを促し、通過。しばし沈黙。次に太宰府インターに関して情報を流し始める。下りろといっておる。通過。須恵インターについては何も語らず。須恵がスマートになった情報は知らぬらしい。うむ。そんで、福岡インターについて語り出す。まあ、福岡インターから下りるのは予定通りなんで、下りる。左折しろという。直進。Uターンしろという。直進。目的地へ向かうのですが、このナビ、蓋の下で私らをどこへ誘おうとしておるのか。多分目的地設定したまま、放ってあったのだろうなあ。再設定するのも面倒だし、やかましいので、信号待ちの間に引っ張り出して、いろいろいじった挙げ句、テレビにすればノイズ状態で沈黙すると判明。ノイズのまま中に入れておく。ヘタにいじるとえらい目に遭います。ちなみに、同僚の車についてるカーナビは古いものらしく、音声を切ると「はい。静かにします」といって沈黙するらしい。ぼそりと語られたそのエピソードにちょっと笑う。


 あちこち走り回ってるわけですが、前回予想しました通り、下旬にも休み一切なっしん。結局1日半のみ休んだかねえ。げんなりです。そんな中、3DSで「シアトリズムドラゴンクエスト」が発売。前に「シアトリズムファイナルファンタジーカーテンコール」の話をしばらく書いておりました(2014年5月あたり)が、それのドラクエ版。要は音ゲーです。体験版をプレイしましたが、こりゃいかん。「FF」より効くっ。ドラクエ歴としましては、ワタクシ、T〜Yまではクリア、Zと[は途中までで放り出し、\と]は未プレイ。シリーズ全般についてのコメントはえー(捜索中)っと、2004年11月12月に書いてますな。12月のは[ですが。そんときにも書いてますが、シリーズ後半になるほど印象が薄くなるのは個人的感想です。で、「シアトリズム」に話を戻しますが、PV見たりとか体験版をプレイしてみたりしたのです。うん、T〜Vくらいまでの音楽だと泣きそうになるよ。特にやばかったのは、いつものドラクエのオープニング、ではなく「T」のアレフガルドのテーマ(曲名だと「広野を行く」)。うわ、これやばっ。とりあえずダウンロード版を購入する。


 DL版及びパッケージ版の初回生産特典は「ドラゴンクエスト音楽隊」という3DS用のテーマがつくというものです。ただ、ネットとかの説明見ると、パッケージ版のみ「街のにぎわい」というテーマがもらえるようになってます。眺めてみると、後者の方が私好みなんですが、まあしょうがあるまいて。で、実際買ってみると、DL版にもフツーについてたよ「街のにぎわい」。3DSの蓋を開けると、宿屋のファンファーレが鳴ったりするのがいいっ……! ちなみに「音楽隊」の方は「LoveSong探して」がBGMとして鳴ってます。こちらは、蓋を開けると、宝箱開けたような感じの音が鳴ります。


 んで、実際に体験版じゃない本物をプレイしてみた感想で、一番大きいものとしましては、曲数少なっ。前にやったのが「FFカーテンコール」だったので、こちらは100曲あっさりオーバー(つーか、今過去ページ見てみたら200曲とか書いてある)だったのが、今回は半分もありません。シリーズ10作品で50曲とか60曲くらい? あと、「すごろく場」がいまいち。サイコロ振ってゴールすると、ボスモンスター登場。挑戦すると報酬であるオーブが2倍になるか0になるか。途中のマス目でも近道とかだと戦闘があったりとかもします。が、それ以外のマス目の方が多いので、音ゲーやってるよりもサイコロひたすら振ってる。「FF」のクエストメドレーはマス目止まるたびに音ゲー展開だったので、こちらの方が個人的にはゲームに合ってる気がします。てか、あんまし「すごろく場」やる気がしねえ。でも、仲間を集めるためのオーブ入手はすごろく場がメインだしなあ。うぐう。さらに戦闘では、横に譜面が流れてきた「FF」と違って、縦に落ちてくる、しかもビミョーに加速するので、なかなか慣れないですなあ。あと、すれ違い通信ですれ違った人から石版がもらえるんですが、一週間くらいやって、あちこち持ち歩いてるにもかかわらず、すれ違った数1。少なくねえ?


 良かった探しもしましょう。曲が懐かしい。さらにシリーズのラスボスを倒して曲解放すると、昔の画像が流れる長いイベント曲がプレイできます。うおーっ。他スキルの組み合わせとかは考えないで、作戦だけ「ガンガンいこうぜ」みたいに指示してれば勝手にやってくれます。その辺シンプルになってるなあ。あと、追加曲は無料DLになるようです。「FF」のは一曲いくら、になってたのであんまし買う気しなかったのよね。さらにファミコン版のフィナーレが4月になってから先行ダウンロード開始。「T」「U」「V」あたりは入手予定。


 ただまあ、ネックになるのは曲数の少なさだと思われ。んで、スクエニだし、多分「カーテンコール」出るよね完全版商法。半年後とか一年後そんくらい。それ待ってもよかったんですが。疲れてたからなあ(おい)。ちょびちょびドラクエのテーマに癒やされたり、「FF」の方も起動してプレイしてみたり。


 で、そこまでやると、今度は記憶が薄れかけてる「W」から「Y」あたりも再プレイしてみたくなってきました。えーと、リメイク版はDSで出てるのか。って、中古でも2000円以上しますよ。うーん、どうするかなあ。やってみたいなあ。ちょっと近場でもう少し安いのが出回ってないか探してみますかー。


 んで、そろそろ3月も終わり、4月になるってんで、甥っ子の入学祝いを考える。まあ、前からアマゾンとかで調べていたんですが、机やランドセル以外でとなるとどうしたもんか。結局、

 

 こんな感じのものを。えっとイメージで確認しますと、「動物」「魚」「鳥」「宇宙」「恐竜」「昆虫」「大自然のふしぎ」の7冊ですか。私がガキんちょだった頃のことを考えると、意外に重宝したといいますか、長く楽しめたのがこの手の図鑑ものだった気がするのです。飽きずにちょこちょこ読んでた気がします。上のやつは、各90分DVD付きのものでその辺り現代的なのかね。9冊セットというのもあったのですが、こちらは追加されてるのは「は虫類・両生類」「人体のふしぎ」なので、まあ7冊でいいだろうと、予算的にも。英語やら公文やら民族楽器やらで習い事やってる甥っ子ですが、いろんなことに興味をもって楽しんでってほしいなあ、と思う今日この頃なのです。そのとっかかりにでもなればサイワイ。


 そんな感じで、ちょいと昔のことに思いを馳せてみたりの日々です。現実逃避ともいいますが。ともあれ、昔の自分の積み重ねで今の自分がいます。たまには自分の立脚点を確認するのも悪くないなあ、と、肯定的意見。4月になってからも頑張ろう、と思う。




 購入した本:
  葵せきな『ゲーマーズ!』、平坂読『妹さえいればいい。』、赤石赫々『武に身を捧げて百と余年。エルフでやり直す武者修行3』

 読了した本:
  天沢夏月『思春期テレパス』、愛七ひろ『デスマーチからはじまる異世界協奏曲1〜2』、うわみくるま『運命に愛されてごめんなさい』、桂かすが『ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた4』、リュート『29歳独身は異世界で自由に生きた…かった。』



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